ー下山さん、下山さん、
「はい～」
ー今更ですが、車の基本機能についてアイドリングストップについて聞きたいのですが？
「良い質問だね！！」
「基本機能で理解しているようで理解出来ていないことって多いよね」
「まず、そもそも車の用語って英語が多くない？」
ー確かに、エンジンとかサスペンションとか、ドアミラーなんかもそうですよね？
「そう！日本語に直してみると意味・その機能がわかってくるよね」
「アイドリングとは、（エンジンなどを、動力を伝えることなく作動（空回り）させることなんだ」
ーということは、エンジンはかかっていてアクセルを踏まずにいる状態ということですよね？
「その通り！信号待ちの停車時がまさにその状況だね、ここからがポイント！
なぜ、エンジンの空回りの状態（アイドリング）をストップさせないといけないかだね」
ーそうですよね、教えてください
「ではいくよ、これは主に燃費の節約と排出ガス抑制のためなんだ」
ー燃費ですか？
「うん、自動車を管轄している国土交通省は信号待ちなどで５秒以上停止している状態ではアイドリングを
ストップさせたほうがエンジン始動時（エンジンをかける時）のガソリン使用量も少なくなるため、
アイドリングストップを推奨しているんだ」
「毎日１時間程度のアイドリングストップをすると、１年間でおよそ３万円前後のガソリン代節約
につがるというデータもあるんだ」
ー燃費節約は微々たるものかもしれませんが、塵も積もれば山となると言うことですよね？
でもそんな便利な機能なのに、なんでアイドリングストップOFFのスイッチがあるんですか？
「いいね！またまた良い質問だ！じゃあ説明するね」
「燃費の節約になることは間違いないんだけど、道路の状況や運転方法によっては逆に
バッテリーの消耗劣化につながることがあるんだ」
ーそれはどんな状態の時ですか？
「うん、街中では信号が立て続けに並んでるところがあるよね、例えば、
信号停止→発進→また信号停止→発進……のような」
ー短時間にエンジン空回りをストップ→オン→ストップ→オンを繰り返すとバッテリーに負荷が
かかるのも納得です
「そう、だからアイドリングストップのオン・オフは走行状況によって使い分けるのがおすすめだね」
「他にデメリットとしては、エアコンが一旦落ちるので夏場・冬場に不便を感じるかもしれないね」
「ただ、どんなものにもメリットはある反面デメリットもある、でもこれに関してはひとそれぞれ捉え方に よる違いがあるから、デメリットも一概にはそうと言い切れないよね」
ーなるほど。ついでにスバル車のアイドリングストップOFFのスイッチの場所を教えてもらえますか？
「オッケー、車種によって２通りあるので写真で説明しよう、まずは１枚目、エンジンのオンオフスイッチの右下に配置されているよ。最近の車種だとフォレスタースポーツ、インプレッサ（ガソリン車）がここにあるよ」
「２枚目の写真はセンターインフォメーションディスプレイの中でタッチパネルで操作するタイプ、
アイサイトＸ搭載のレヴォーグ、WRX S4，レガシシーアウトバックがこの位置だね」
「それと最後にもうひとつ、スバルでいうところのＥ－ＢＯＸＥＲ（ハイブリッド車は）、アイドリングストップのOFFスイッチはないんだ」
ーえ、どういうことですか？
「ハイブリッド車にもアイドリングストップの機能はあるんだけど、車載コンピューターが必要なとき、そうでないときを自動で制御してくれているんだよ」
ーそうなんですね！色々勉強になりました。
他にもお聞きしたいことがありまして、車を買う時って現金一括かローンかどっちがお得なんでしょうか？
「最後にまた良い質問きたね！これは本当によく聞かれるよ。
よし、じゃあこの話は次回お答えるね。
お金に関することで大事な話しだから、忖度無しでグイグイ切り込むからね！！」
ーありがとうございます。楽しみです！
ただ、会社や業界から目を付けられないようにホドホドで大丈夫ですからね（笑）
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